ブログ

パターナリズムの問題点 医療者と患者の人間関係

①強いほうの人間、つまり医療者が認められている以上の権限を持ってしまうこと。

②これによって、医療者の権限が際限なくさらにふくらんでいくこと。

③医療者の権限は、患者が自分で十分に決定できるであろう領域にまで及んでいく。

④最後には、医療者が患者に代わって決定するようになる。

このようなパターナリズムの問題を克服するには、医療者と患者が権限を分かち合う必要があります。医療者は自制心を働かせ、必要以上に患者の意思決定に入り込まず、患者は自分の生活や身体に関する決定事項を医療者に支配されないようにする、つまり自分で決めていくことが重要です。

関連記事

  1. 医療機関における医療安全の取り組みである「報告制度」について
  2. 親が認知症の場合の生前贈与について
  3. ヒューマンエラーについて  ー医療安全の観点からー
  4. 持分なし医療法人と認定医療法人について
  5. 医療コミュニケーション 医療者と医療者の関係 阻害要因
  6. グループとチームの違い
  7. 病院全体のバランスと成長を図る方法について
  8. リーダーに求められる行動と変革型リーダーシップについて
PAGE TOP